皆さんこんにちは。

穴があったら入りたい。
そう、年に数回思うヨシコシです。

一昨日、昨日、今日、明日とOBのお客様の小さなリフォームが続き、
立会いで外出の多かった一週間。

その中でも、とあるOBのお客様が
洗面所のタイル床に点検口をつける
というお題をいただきました。


「でもね、せっかくのタイルの床だから。かっこいい点検口にして欲しい」

というご要望が。


そこで、急遽

「点検口ソムリエ」となったヨシコシ。


ソムリエが発注したのは、
ナカ工業のハイハッチ NHF-600SGI
ナカ工業 床下点検口 ハイハッチ NHF
という商品。


NHF600SGIは、よくあるアルミの枠ではなく、
ステンレスですので、枠幅も16ミリと細い
タイル仕上げですので、合板下地の上にタイルでは強度も弱く、
モルタル下地の重歩行に耐えうる良品です。


でも、点検口には必ず開け閉めのための取っ手がついています。
せっかくのタイル面、
取っ手があると美しくない・・・。


「思いきって取っ手レスでいきましょう!」

という話に。

ところがこのNHFの点検口、
蓋の荷重だけで、重量が30キロにもなります。


一人で運ぶのも困難な代物・・でも、数年に一度しか開けない点検口。


蓋を何とか持ち上げる方法はないだろうか?


そこで、ソムリエが探し出したのは、
関西の杉村商事が出している
サングリップ TH-180
杉村商事 サングリップ TH-180
1個1万円もするガラス工事のプロ向け吸盤を大阪から取寄せます。

これは、80キロの重さのガラスを持ち上げる強力な吸盤。
表面の凹凸の少ない
名古屋モザイク「シクーロ」の磁器質タイルに通用するかどうか。


おおー~!!持ち上がりました。
(もしも持ちあがらなっから・・・・
ヨシコシは点検口の穴に身を投げてたことでしょう。)


新設したタイル仕上げの点検口。
取っ手のないスッキリとした納まりとなりました。
床下点検口 ナカ工業 ハイハッチ NHF‐600SGI
目地はINAXスーパークリーンSS32Kライトグレー。
既存床タイルのタイル割り、2mmの目地幅にもぴったり合わせ。


小さなリフォームにも、こんなストーリーが潜んでます。

お読みいただきありがとうございました。

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