皆さんこんにちは。
案外と相撲が強いヨシコシです。

今日は、午前中はWEB内覧会で紹介をさせていただいた
「おしゃれなステンレスキッチンのある家」
のお施主様検査でした。
耐火木造住宅 足立区 
この建物は軸組工法による「耐火木造」の2階建。
おそらく東京都内でも相当珍しい施工事例で、工房でも初の事例となります。
耐火木造のメリットは、
地盤が非常に悪い防火地域での専用住宅であれば、
重量鉄骨やRC造より地盤強化費が抑えられ、総工事費の増額を防げる点と
法規上の問題で、外壁下地の通気層が二重に確保されるので、
外気温の屋内への影響がより少なく、夏場は特に涼しく感じる点です。
外気温30度超えの今日も涼しかったです。
デメリットは、
木造であっても工期が長く、本体部分は重量鉄骨並みに工事費がかかる点です。


話は戻って、
お施主様検査のことですが、

お建物をお引き渡しする前に
お施主様にお越しいただき、
細かな傷、建具の開閉、仕様の確認など
じっくりチェックをしていただく大切な検査となります。

お施主様検査の前に、
自社での検査も済ませておりますが、
お施主様の消費者目線でもご確認をいただき、
ご指摘いただいた部分をしっかり補修。
よりよい状態でのお引渡しをいたしたく思います。


午後には、

お土地からご相談いただいているお客様のご面談をさせていただきました。
信頼関係で結ばれたネクストアイズの斉藤さんと一緒に、
候補地にまつわるメリットとデメリット、
資金計画などのお話など、
等身大のお話をさせていただきました。
設計の長谷川氏も多忙のところ、他現場から
打合せに駆けつけてくれて嬉しいひとときでした。


夕方には、

車で松戸市へ。あるお客様の現地調査へ伺いました。

御主人様、ご家族の皆さまのお人柄も素晴らしく、
なんだか幸せなお住まいになりそうだという直感がしました。

お話ではRCをご要望でしたが、
擁壁の高さやアプローチの階段段差を考えると、
この計画地の場合はRC造ではデメリットの方が多いと判断し、
おすすめしない旨をお伝えいたしました。


私達の仕事は、世の中の暮らしをよりよくすることですので、
建築の仕事をいただきたいという表面的で営業的な枯渇願望より、
もっと心の奥深い部分に流れている「住まいへの想い」を大事にしたいと思ってます。


工房は、RC外断熱を得意とする珍しい工務店の1社ですが、
木造や混構造の性能にも自信があります。
でも、だからといって計画概要は、客観的な視点が一番大切です。

売りたいものを売るのではなく、
求められる最適なものは何かを考えて提案できる工務店でありたいなあと
常々思います。

「工房でよい家を建てたい」というご要望が
お施主様側からも自然に湧きおこったとしますと、
素晴らしい家づくりへの道はより大きく開かれます。
お客様に信頼されるほど、モチベーションも上がります。
工務店って、シンプルです(苦笑)。


来月は、

半年の設計打合せをさせていただいた
関町IM邸というRC外断熱の新築工事がはじまります。
また、わくわくしてきました。

皆さんの住まいがハッピーでありますよう。
お読みいただきありがとうございました。

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