皆さんこんにちは。今日は10歳の娘が詰めてくれたお弁当で
のんびり昼食をとっているヨシコシです。

昨晩、パラマント硝子さんと広告代理店さんがいらっしゃいました。

同社が新しく宣伝を行っている「円居の家」の
コンセプト・パンフとDVDについて
工房が感じた意見をお話させていただきました。

以前にブログで書きましたが、
「円居の家」は、建築家の岩村和夫さんが<低炭素住宅>をキーワードに
住宅モデルを企画設計したものです。
パラマウント硝子 グラスウール 円居の家

「円居の家」ちは、
パラマウント硝子のグラスウールを使用して、
住宅そのものがもつ高い断熱性能に加えて、
「家」は「環境の一部」、「人」は「自然の一部」と
とらえていくような低炭素住宅に向けた
家づくりのイメージ・パンフレットといったところで、
現代的で人工的精密さのある住宅に、
古来からの住居の知恵を
再度取り込んだイメージでしょうか。

その伝え方に対してメーカーさんと広告代理店さんと
意見交換をさせていただきました。

ヨシコシがお伝えした意見は、
・低炭素レベルではまだ性能が低いのでその先を見越した提案がよい
・グラスウールは施工技術が肝なので、その普及も促すべきでは
・性能の優れた断熱材、かつ経済施工であることを比較できる資料を入れた方がよい
などなど。
意見を求められると辛口になる傾向があるヨシコシです。(すいません・・)


工房の木造住宅では、
「パッキングされていない裸のグラスウール」を使用します。
K邸 断熱①
グラスウールは、カッターを使いながら柱と柱、筋交いの間まで
隙間なくきれいに入れていきますが、それを可能にするのは裸のグラスウール
パラマウント硝子の「フルカットサン」です。
手間はかかりますが、外張り断熱よりも性能を高くできます。

グラスウールは劣化が少ない無機質の断熱材です。
その性質を理解し、メリットを生かすように充填できる職人でないと
家の性能を引き出せません。

パラマウント硝子さんには、日本の住宅品質の向上のためにも
硝子繊維協会の「グラスウール・マイスター制度」と同じく
草の根的に、取引先工務店、大工、監督
を教育し、施工品質の底上げの旗振り役になって欲しい。

そんなことを昨晩、メーカーさんに意見させていただきました。
お読みいただき、ありがとうございました。

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