皆さんこんにちは。なつかない飼いネコを眺めるのが好きなヨシコシです。


今日は、先日のヒライ氏のL型キッチン志向にならって、
私が最近気になったキッチンをご紹介いたします。

先月、
青海で開催されていた「HOUSE VISION」という企画展示会で
見つけた素敵なキッチン。


HOUSE VISIONは
隈研吾さんが会場を構成し、

LIXIL×伊東豊雄さん、無印良品×坂茂さん、TOTO・YKK AP×成瀬友梨さん
HONDA×藤本壮介さんなど、
大手企業と有名人のコラボによる提案型住宅のエキシビジョンでした。

その中に、こんなキッチンがありました。
「編集の家」のキッチン
「編集の家」と称された住宅ブースの一角。
誰もが自分流の住空間を実現できる時代に、ユニークな切り口で
書籍を販売する蔦屋書店とリノベーションの新しいあり方をリード
してきた東京R不動産のコラボ。「家の編集権はユーザーに移行
する」がコンセプト。



通常のキッチンはキッチン以上に使えません。

でも、

ここには、大きなテーブルがドーンとあり、
キッチンはテーブルに吸収合併された一要素にしかすぎません。



炊事、家族団らん、子供の宿題、書斎デスク、TV鑑賞など
家族みんながこのテーブルをLDKとして様々な目的で使います。


たぶん、大人の炊事と子供の宿題は、
この大きなテーブルの上では自然に対等に思えます。

「キッチン」「ダイニング」「リビング」の区分けでなる従来型LDKが、
ここでは T=(L D K) となり、

区分けできない空間に編集されてました。

なんて素敵な発想でしょう。

既成の概念やカタチから解き放たれて、
暮らし方に焦点をあてれば、
家づくりもより楽しくなりそうです。

こうゆう空間に暮らす家族の姿が目に浮かぶようなブースでした。

皆さんも、自分らしい暮らし方をじっくり見つめながら、
自分だけの家を「編集」してみませんか?