皆さんこんにちは。
今日はもう寝ようと思いつつ、記憶のままに
パチパチとブログを打っているヨシコシです。

今日は、
アルビオズバーさんの改修工事を終えた後、
某所にて建築中の共同住宅の打合せがありました。

お仕事帰りのお施主様に夜に現場にお越しいただき、
設計者、工事監督、電気工事の職人さんと10時近くまで
お打合せをさせていただきました。

設計は個性的な共同住宅を手掛けることで有名な
BE-FUN DESIGN(ビーフンデザイン)さん。

お施主様との3者打合せのために、
設計ご担当の森さんと事務所主宰の進藤さんにも
現場にいらしていただきました。

ビーフンデザイン 木造共同住宅

崖地の上に敷地目一杯に建つ
特殊な3階建ての木造建築です。

白い断熱材は
先日紹介させていただいた高性能グラスウール
「アクリアウールα」です。
ビーフンデザイン 木造共同住宅


構造設計は、すわ製作所さん。
ビーフンデザイン主宰の進藤さんのお話では、
通常のオート計算の構造ソフトでは読み解けないプランを
3Dシミュレーターで思考錯誤しながら仕上げた特殊構造だそうで、
一般の構造設計事務所では計算をこなすのが難しいので、
多くの建築雑誌で紹介されている
すわ製作所さんに構造を依頼したのだそうです。

ビーフンデザイン 木造共同住宅

屋内には吹き抜けとロフトが所々にあり、
建物の外周部は、
ほどんど直角のないつくりです。
直角部分の少ない建物は地震時の揺れに対する
耐力計算が非常に複雑になります。

手間の掛かる難易度の高い施工ですので、
監督は常に工程とにらめっこ。

一筋縄ではいかない施工下で質疑のジャッジも都度押し迫る中、
要所でお施主様にいらっしゃっての打合せができますと、
一度に解決できることが多く、
とてもありがたく感じます。

ビーフンデザイン 木造共同住宅




ビーフンデザイン 木造共同住宅

梁の成を抑えているためかと思うのですが、
軸組なのに2×4のように
異様に多い数の横架材が天井に見えます。

ビーフンデザイン 木造共同住宅

崖上ですので、
南から入る風が北側の窓に抜けて
とても涼しいです。

昨晩の打合せで、
電気配線の方針が正式に決まりましたので、
これから人数を増やした大工仕事の
ギアを上げていく予定です。

吹き抜けの高所作業が多い現場ですので、
安全には気をつけて施工をしなければなりません。

さて、今から熟睡しましたら、
明日は朝から工事統括の三上氏と安全パトロールです。
各現場の進捗を見るのがとても楽しみであります。

途中通り過ぎるOB施主様の建物の数々も
家政婦は見た的なチラ見をしながら、
心の中でご挨拶をして回ります。

お読みいただきありがとうございました。