モザイクタイルのリフォーム : 後悔しない家づくりBLOG　『かすがい』

皆さんこんにちは。
坂本九の「上を向いて歩こう」が大好きなヨシコシです。

さて、先日2日かけてキッチンの壁に
モザイクタイルを貼るリフォームを行ってきました。

これは新築時に貼られていたモザイクタイル。

タイル以外の壁は珪藻土で、冷蔵庫周りの汚れがつきやすいので
赤い線の部分にも同じモザイクタイルを貼り増すのが今回のリフォーム。

モザイクと言えば、
偶像崇拝をしないイスラム圏において
抽象幾何学模様が発達して昇華したモザイクが有名です。

モザイクは古くは紀元前のメソポタミアに
シュメール人のいた頃から
小さなパーツを組み合わせた装飾加工技法として
すでにあったそうで。

キリスト教圏では、
古代ギリシャや古代ローマ、中世ヨーロッパの
偶像崇拝系の美術技法としても
発達していきました。

極端に言えば、
今のモザイクタイルはイスラム圏系の
幾何学的デザインの子孫のような製品かもしれません。

モザイクタイルの箱を開けたところ。

これはタイルの裏面、つまり接着面となります。

こちらが表側。
名古屋モザイク工業の「シエルグラス」という商品。
貝殻の裏側のピカピカした光沢を表現した
ガラス系のモザイクタイルです。

貼る場所と下地の処理の打ち合わせを施工の前に現地調査。
下地は珪藻土でしたので、壁にわずかな凹凸があります。
タイル面としては好ましいないです。

機器が集中してついてますのでちょっと大変そうな予感。

施工の日には右側のSECOMの盤はSECOMを呼んで
機器の取り外しと取付を行います。

住まいながらのリフォームのため、
壁の凹凸はケレンで手作業で削り

モザイクタイルを貼り始めます。
モザイクタイルは細かいので、タイルの表側に
このように紙が貼られており、壁にボンドを塗って
シート単位に目地を合わせて貼っていきます。