皆さんこんにちは。
ヴェトナム帰国後の10連勤で大夫仕事を挽回したヨシコシです。
今日はひと休みいただいております。 

さて、前回のトピックで
勾配天井のあるマンションのリフォームを紹介させていただきましたが、
あらためて写真を撮って参りました。

今日は久し振りのWEB内覧会です。

こんなLD+和室のある間取り。真南に面し日当たり抜群。
物件は95平米+ロフト10平米。
間取りは3LDK+Sですので、マンションにしては大きな間取りです。


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和室のリフォーム前の写真。
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玄関ホールはマンションなのに天井高が4mもあります。
井戸の中から空を見上げるように顔を上に上げないと、
天井が見えません。
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壁には、古材にホワイトオイルの塗料を塗って、
拭き取り仕上げにした風の木目柄のアクセントクロスを貼りました。

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廊下の突き当たりの収納
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ニッチ部分のみくすんだイエローの左官仕上げ調のクロス。
収納の扉と天板はホワイトに塗り替え。


北側の2部屋のドアは、カラフルな色に塗り替え。
昔のマンションの扉は、今の既製品のような強化シート貼りの仕上げ面ではなく、
表面も木製ですので、ドアをわざわざ交換せずとも塗り替えるだけでも
いい雰囲気を醸し出すことができます。
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居室1
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居室2
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こちらは過去の老朽化マンションのリフォーム例ですが、
ドアが低いのが返って壁とのバランスがよく、交換なしの
塗装で済ませました。
和光市 マンションリフォーム


キッチンはLIXILの特殊商品で機能重視でコストを抑えてます。
シンクも人工大理石にしたり、コンロをガラストップにしたり、
浄水器や食洗機を追加したり、面材のグレードを上げていきますと
金額はどんどん上がっていきます。
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でも、大きさが同じで煮炊きに不自由な違いがあるわけではありません。
コストを抑える場合には、設備機器の価格をうまく抑えるのが
一番効果的です。


洗面化粧台はTOTOのSTシリーズ。
ごく一般的な使いやすいものです。STはコスパに優れています。
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ユニットバスはTOTOのRDとい新シリーズです。
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このRDシリーズは言わば、住宅用の「サザナ」のマンション版。
これまでマンション用のユニットバスは、定価に対する仕入れ値が
住宅用のユニットバスよりも高かったのですが、このRDシリーズの
出現で、コストも抑えることができるようになりました。


トイレはTOTOの特殊商品でコストを抑えます。
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和室の畳は新調せず、表替えでコストを抑えました。
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ダイニング付近、内装解体時。
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リフォーム完了時
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天井や壁の凸凹もデザインに取り込みます。
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ダイニングから見て。右がキッチンで左が廊下。
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リフォーム後。
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さて、今回のリフォームでは
床材は上からフローリングを重ね貼りし、
設備機器はフル交換でもコストは抑えめにし、
木製建具は塗り替えてそのまま利用、
畳は表替え、襖と網戸は張り替え、
照明器具はLEDに交換。インターホンも交換。
クロスは全面張り替えをいたしました。

5階の一室でしたが、
エレベーターがなかったため、
建材や廃棄物の搬出入が非常に大変でしたが、
95平米のフル改装にしては大夫コストも抑えれたと思います。

基本的に壁はあまり手を加えずに残し、
不自然な壁だけを解体して取り払い、
広さや利便性を向上させれば、
新たに構築しなければならない造作コストも
抑えることができます。

古いマンションのリフォームをご検討中の方は
ぜひ参考にしてみて下さい。

お読みいただきありがとうございました。