皆さんこんにちは。
幼少期にすでに酔拳に憧れていたヨシコシです。

今日は、某所で行われている店舗のリフォーム現場に
塗装工事の立会いに行ってきました。

設計は建築家の高野さん。工房は施工のみの現場です。
とてもスタイリッシュな施設で、
若いオーナーさんの経営理念に共鳴し、お仕事を
引き受けることにいたしました。

今日は、コンクリート床の塗装工事です。
アッシュフォードジャパンのアクアカラーという商品の
クリアマットのハードベースを
一回塗り、上塗りにマットコートにカラーピグメントを
混ぜてムラ塗りする作業です。

建築家の先生にも現場に立ち会っていただき、
オーナーさんと共にムラの付け具合のご意見をいただきながら
作業を進めさせていただきました。


塗装前
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下地のハードベースのクリアマットを塗ります。

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クリアマットに白のカラーピグメントを混ぜた上塗りの一回目。
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一回目の上塗り完了。さらに塗り溜りの濃淡をつけてこれから
上塗りでムラを重ね付けていきます。

塗装屋さんは日頃、
綺麗にムラなく仕上げることを当然の仕事としておりますので、
条件反射的にムラを消そうと手が動いてしまいます。

オーナーさんが、四苦八苦する塗装屋さんに、
「たまに斜めに思いきったムラを付けて、ワルっぽくして下さい」
と追い討ちを掛けて感覚的な指示が飛びます。

期待に応えようと孤軍奮闘する塗装屋さん。

この慣れないムラ付け作業の難しさを例えるなら、

「宮大工さん、カンナでデコボコに木を削って下さい」
「ヨシコシさん、お酒に酔わないで下さい」
「モクさん、大をしたら音を立てないで猫砂を掛けて下さい」

それくらい難しいお題のようです。

「Mさん、ブルースリーですよ。
考えるな、体で感じろ、
です。」

そんなユニークな言葉を掛けるオーナーさんの
期待に応えるべく、塗装屋さんは頑張っていたのでした。

昼には、鳶の職人さんのご実家の外壁の塗り替えリフォームの
現地調査に行きました。
職人さんからお声掛けいただけるのは名誉なことです。
パティシエが買いに来るケーキ屋さんのようなありがたい気持ちになります。

夜には、去年からお話をいただいていたお客様と
無事に工事請負契約となりました。
設計は建築家の黒崎さんが主宰しているAPOLLO一級建築事務所さん。
デザインの詳細に関しては本当に学びが多いです。
実は設計をメインで担当されていたM様が来月ご退職されるとのこと、
これまで沢山お世話になってきましたので、
無事に竣工を迎えたらM様にも見ていただきたいですねと
お施主様と話をしながら事務所を出たのでした。

M様の益々のご活躍を心より願っております。

いろいろなプロジェクトに関わらせていただきながら、
もっと良い仕事ができるようこれからも
励みたいと思います。


お読みいただきまして誠にありがとうございました。