皆さんこんにちは。
住宅ローンアドバイザーのヨシコシです。
とはいっても、
私の場合、車の免許で言いますと
ペーパードライバーで運転はできない設計の石川女史のようなもの。
(石川女史、失礼しました・・・)
それを本業としているFPさんには足元にも及びません。
工房は完全な注文住宅の工務店ですので、
どちらかと言えばお客様側の方で事前にご資金計画を策定された上で、
新築工事のご相談を受けることが多い工務店です。
そうは言っても、
ローンのご相談を受ける場合には、
①しっかり対応してご納得いただけるよう、
②あくまで、お客様にとってよい選択となるよう
それだけを心掛けて、
必ずよく調べてから回答をするようにしています。
何しろ、
家は<売るもの>でなく<造るもの>です。
工場で出来上がった車を売るのとは根本的に異なります。
まだ出来上がっていないものにお客様は
大きなお借入れを起こさなければなりません。
そうゆうリスクがあります。
さて、住宅ローンと言えば、
お借入れ時にほとんどの方が加入させられる団信があります。
団信というのは、「団体信用生命保険」のことで、
住宅のローンの返済期間中に残高分の死亡保障がつく仕組みです。
過去に、
いざ住宅ローンのお借入れを起こす段階で、
金融機関に団信に入れないと言われたお客様がおりました。
せっかく着実にお打ち合わせを重ねながら楽しんできた家づくり、
これにはお客様も相当なショックを受けておりました。
確定的な病歴ではないのに、
○△病の可能性がなきしにもあらず。
治療は今は不要だが定期的に診断をすることが望ましい。
という風な意味合いの過去の診断に関する
告知の内容がひっかかってしまったようです。
<告知書の例>
実際にそのお客様は、
当時はまだ病気になっておりませんし、
今も病気ではありません。
過去の診断の内容を、
どこまで細かく伝えるべきか迷われていたようですが、
そのお客様は、
もし診断内容を借入れ先に伝えず、
万が一、何かあった時、
「告知義務違反」で団信が無効になるのを恐れ、
正直に申告したのでした。
結果、
団信に入れない。
という大変残念な結果になってしまいました。
告知は必ずきちんとすべきものです。
結果は大変残念なものでしたが、お客様の判断は立派です。
これは少々例外的なケースかもしれませんが、
そうゆうこともあります。
もしも病歴などにより団信に入れない場合でも、
「死亡保障」を確保する道はちゃんと用意されています。
・すでに加入している「生命保険」で、ローン残高分の保障で対応する。
・「ワイド団信」に申し込む。
という方法です。
ワイド団信というのは、
団信に入れない人のために民間銀行で取り扱っている保険です。
ワイド団信は、一般の団信よりも加入条件が緩いかわりに
お借入れする金利が少し上乗せされる仕組みになります。
そのOBのお客様の場合は「フラット35S」だったのですが、
フラット35の団信は任意加入なのですが、
お客様は加入したくてもできませんでした。
そこでお客様は、色々調べて生命保険の死亡保障の方で対応をいたしました。
当時の私はローンに明るくなく、
困ったお客様に即座にアドバイスをできるような
予備知識もありませんでした。
そんな出来事もありまして、
ローンアドバイザーの資格を取得したのでした。
おかげさまで、先日は
晴れて火災保険の代理店にもなりました。
時間を見つけて火災保険もきちんと勉強して、
竣工間際のお客様に
少しでも的確なアドバイスができるように願っています。
お読みいただきありがとうございました。
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住宅ローンアドバイザーのヨシコシです。
とはいっても、
私の場合、車の免許で言いますと
ペーパードライバーで運転はできない設計の石川女史のようなもの。
(石川女史、失礼しました・・・)
それを本業としているFPさんには足元にも及びません。
工房は完全な注文住宅の工務店ですので、
どちらかと言えばお客様側の方で事前にご資金計画を策定された上で、
新築工事のご相談を受けることが多い工務店です。
そうは言っても、
ローンのご相談を受ける場合には、
①しっかり対応してご納得いただけるよう、
②あくまで、お客様にとってよい選択となるよう
それだけを心掛けて、
必ずよく調べてから回答をするようにしています。
何しろ、
家は<売るもの>でなく<造るもの>です。
工場で出来上がった車を売るのとは根本的に異なります。
まだ出来上がっていないものにお客様は
大きなお借入れを起こさなければなりません。
そうゆうリスクがあります。
さて、住宅ローンと言えば、
お借入れ時にほとんどの方が加入させられる団信があります。
団信というのは、「団体信用生命保険」のことで、
住宅のローンの返済期間中に残高分の死亡保障がつく仕組みです。
過去に、
いざ住宅ローンのお借入れを起こす段階で、
金融機関に団信に入れないと言われたお客様がおりました。
せっかく着実にお打ち合わせを重ねながら楽しんできた家づくり、
これにはお客様も相当なショックを受けておりました。
確定的な病歴ではないのに、
○△病の可能性がなきしにもあらず。
治療は今は不要だが定期的に診断をすることが望ましい。
という風な意味合いの過去の診断に関する
告知の内容がひっかかってしまったようです。
<告知書の例>
実際にそのお客様は、
当時はまだ病気になっておりませんし、
今も病気ではありません。
過去の診断の内容を、
どこまで細かく伝えるべきか迷われていたようですが、
そのお客様は、
もし診断内容を借入れ先に伝えず、
万が一、何かあった時、
「告知義務違反」で団信が無効になるのを恐れ、
正直に申告したのでした。
結果、
団信に入れない。
という大変残念な結果になってしまいました。
告知は必ずきちんとすべきものです。
結果は大変残念なものでしたが、お客様の判断は立派です。
これは少々例外的なケースかもしれませんが、
そうゆうこともあります。
もしも病歴などにより団信に入れない場合でも、
「死亡保障」を確保する道はちゃんと用意されています。
・すでに加入している「生命保険」で、ローン残高分の保障で対応する。
・「ワイド団信」に申し込む。
という方法です。
ワイド団信というのは、
団信に入れない人のために民間銀行で取り扱っている保険です。
ワイド団信は、一般の団信よりも加入条件が緩いかわりに
お借入れする金利が少し上乗せされる仕組みになります。
そのOBのお客様の場合は「フラット35S」だったのですが、
フラット35の団信は任意加入なのですが、
お客様は加入したくてもできませんでした。
そこでお客様は、色々調べて生命保険の死亡保障の方で対応をいたしました。
当時の私はローンに明るくなく、
困ったお客様に即座にアドバイスをできるような
予備知識もありませんでした。
そんな出来事もありまして、
ローンアドバイザーの資格を取得したのでした。
おかげさまで、先日は
晴れて火災保険の代理店にもなりました。
時間を見つけて火災保険もきちんと勉強して、
竣工間際のお客様に
少しでも的確なアドバイスができるように願っています。
お読みいただきありがとうございました。
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