皆さんこんにちは。
ヨシコシ@入院中です。
体調も徐々に回復し、
昨日から朝30分、森の脇道を散歩しております。

さて、今日は建築のトピックです。

取引先保険業者さんより以前から耳にはしておりましたが、
損害保険大手が10年を超える期間の火災保険の新規契約の引受けを
来年秋頃から停止することが、
昨日の朝刊各紙でニュースになってました。

異常気象などによる建物被害の増加が、
長期の収支予測を難しくているためです。

これまでの「最長36年」の保険契約は、
制度の変更後、最長「10年」となります。
火災保険 制度変更

今までのように、
<住宅の購入時にローンと合わせて長期契約をする>
といった選択肢がなくなるわけですね。


火災保険は、
住宅や店舗などの建物を対象とし、
火災や風災、洪水や土砂崩れなどの水災で受けた建物の被害を補償する保険です。

つまるところ、
このニュースの背景にあるのは、


<異常気象の増加で、住宅の被害が増え、
わしら、保険金の支払いばかり増えてまうぞ。
事業収支も悪化するべ。こりゃ、えらいこっちゃ。>
自然災害

という損保業界の懸念にあります。


長期契約での保険金支払い規模が大幅に予測しにくくなったため、
保険会社が当然ながらリスクヘッジをはじめたのが実状で、
それ以上でも、それ以下でもございません。 

これまで損保会社は、
住宅購入者に対し、「35年」などの住宅ローン返済期間に合わせた
火災保険契約に割安なプランを提供してきましたが、
来年10月以降、契約期間「10年以下」に限られてしまいますと、
価格をめぐってどのような綱引きがなされるのでしょうか?


来年10月までには、
10年超えの期間での
火災保険の駆込み契約ラッシュは
やって来るのでしょうか?


お読みいただきましてありがとうございました。
 
banner (9)住まいブログの他の記事も検索