皆さんこんにちは。
ヨシコシ@昨日からハノイ散策中です。

昨日香港からハノイ入りいたしました。

ヴェトナムの南部はオートバイやバスで4回ほど旅をしたことがありましたが、
ハノイは 初めてです。

ヴェトナムはやっぱり素晴らしい。
この楽譜のような電線。街は無秩序の交通量がスパイス、
運転はめちゃくちゃで、人は大らか。間違いなくB型が多いであろう国。
Evernote Camera Roll 20140615 064508.jpg



街は荷積みの匠で溢れている。
 Evernote Camera Roll 20140615 064508.jpg

こちらはタイヤのゴムを大量に載せたモノノケオートバイ。
Evernote Camera Roll 20140615 064508.jpg


中心部の旧市街で一泊1500円の部屋にチェックイン。
食事はついてませんが、これで1500円也。LANも無料ですし食事は外の方が楽しいですし。
Evernote Camera Roll 20140615 064508.jpg


そして、ホテルのロビーにて、
この春にハノイに赴任となったOB施主様となったIさんと再会!
宿の近くの定食屋さんにて食事を取りながらの近況報告です。
ヨシコシ感無量。現地で某メーカーさんのエンジニアとしてがんばっている
Iさん。
Evernote Camera Roll 20140615 064507.jpg
これから濃い二日間がはじまります。

Evernote Camera Roll 20140615 064507.jpg
ヴェトナム飯、うまし。これで200円くらい。

食後、
私たちが向かったのはタクシーで20分程のハノイ郊外のとある場所。
社長のティエンさんのオフィスを訪問いたしました。
ティエンさんは、
工房のHPに建築パースの制作会社としてメール営業をかけてきた方。
偶然、ハノイ訪問を予定していたので、渡航前から、ちティエンさんと連絡を取り合っていました。
こっちでどんな仕事をされているのか興味があって
Iさんと一緒に訪問してみることにいたしました。
Evernote Camera Roll 20140615 064507.jpg

ティエンさんは平塚市で2002年から5年近く建築パースの制作の仕事をされて、
帰国後に帰国後に起業した30代の若手社長です。
VIJA TMCという社名です。VIはヴェトナム、JAはジャパンの意味だそうです。
パース技術者24名で月に130枚のパース制作を手がけています。
年商3000万円、社員は平均25歳。

ヴェトナムの新卒社員の平均年収45000円程度よりも少し高いお給料で雇い、
日本の設計事務所や工務店からの
パース制作依頼を受注している会社です。

幕張メッセや東京ビックサイトのイベント系の
ブースの展示パースや地方の大型ショッピングモールのパース、マンションや商業施設、
住宅のパースを受注しています。
Evernote Camera Roll 20140615 064507.jpg


こんなしっかりしたオフィスとは想像もしていなかった。

オシャレですね。ヴェトナムの法人税は現在22%らしく、
日本の法人税に比べますと10%以上安いようです。
日本人の人件費を考えれば現地では4分の1以下の賃金で人を雇えます。
日本国内での建築パースの外注費市場の半分以下の価格で一線級の仕事をするVIJA。
税率も考えれば、大変優れたビジネスモデルです。
Evernote Camera Roll 20140615 064507.jpg
工房の家はパースは自社制作ですのでお取り引きはなさそうですが、
制作しているパースは、とても優れたクオリティでした。 
パースに困っている同業者さんへ紹介したいと思いました。
建築関係でご興味ある方はご紹介いたしますね。

 訪問後、Iさんがヨシコシ好みであろう散策ルートを
案内してくれました。

この散策がヨシコシの琴線にふれました。

おお、ファンタスティック!
線路沿いの町です。生活道路は、この電車が来ない時の線路。
全ての家と店が線路を向いて建ち並んでいました。
Evernote Camera Roll 20140615 064506.jpg

こんな子供も、線路に玄関がある家で暮らしています。
すごい。
Evernote Camera Roll 20140615 064506.jpg

 
「おい、電車が来るからよけろ」

地元の人に注意されて振り返ると。
電車が遠くに見えました。一日に数本のようです。ラッキー。
Evernote Camera Roll 20140615 064506.jpg


まじですか。

 Evernote Camera Roll 20140615 064506.jpg


車掌さん・・本気?
まるでつげ義春の「ねじ式」に出てくる町じゃないですか!


Evernote Camera Roll 20140615 064506.jpg
 

おじさんに 注意された意味がよくわかりました。


命を助けてくれてありがとう。電車に轢かれずにすみました。
Evernote Camera Roll 20140615 064506.jpg


当然、線路沿いに家があるということは、

家を新築している現場もあります。
左のラーメン構造の雑壁にレンガ積みをして躯体を作るのがヴェトナム風。
 Evernote Camera Roll 20140615 064502.jpg

ヘルメットかぶっているのが監督さんでしょうか。
Evernote Camera Roll 20140615 064502.jpg
この後、レンガ部分は左官でしごいてフラットに仕上げます。


線路沿いに住む民は
電車が来ないときは線路に腰掛けてくつろぎます。
家の前に出て座ってのんびりするのがヴェトナムの日常。
Evernote Camera Roll 20140615 064501.jpg


アーセナルのユニフォームを来たおじさん。
逃げて勝つより攻めて負けろと背中に書かれたTシャツを着ている若者。
サッカー男子日本代表が思い起こされます。
Evernote Camera Roll 20140615 064502.jpg


線路沿いの民のネクストジェネレーション。
皆、こっちへ向かって来ます。
Evernote Camera Roll 20140615 064503.jpg


子供達はデザートの行商に駆け寄っていたのでした。
Evernote Camera Roll 20140615 064502.jpg

それではこの続きはまた明日。

お読みいただきありがとうございました。

banner (9)住まいブログの他の記事も検索