皆さんこんにちは。
建築現場フェチのヨシコシです。

先日、私がお客様担当している施工中現場をぐるっとまわって
進捗を確認してまいりました。
どの現場も大工さんの人手不足で、以前のような現場の進捗が
難しい状況でしたが、竣工に向けて徐々に仕上がりが見えてきております。

今日は、そんな施工中の現場から、3つの現場をセレクトして写真にてご紹介。


こちらは、
監督の布山が担当しているRC外断熱工法の現場の内装です。
二世帯で、キッチンとトイレ、洗面は2セットですが、玄関とお風呂は1つという
半二世帯的なつくりです。(なので太陽熱温水器がきっと役に立ちます。)
外壁側に断熱材を張っておりますので、中の壁が一部打ち放し化粧仕上げとなっています。
2階のリビングから中庭バルコニーの様子。ここの中庭バルコニーには
灰汁の出が少ないアマゾンジャラのウッドデッキがこれから敷設されます。
RC外断熱 RC打ち放し
 

こちらは、階段。スチール製の製作手摺が設置されました。
手摺のデザインもお施主様と相談して決めています。
スチール製作手摺
 

2階の床に無垢フローリング材。穏やかな木目のハードメープルです。
 ハードメープル無垢フローリング

ハードメープルのフローリングが、ソフトで優しい空間を演出。
ハードメープル無垢フローリング2


こちらは、監督の新庄が担当している木造の二世帯住宅の現場です。
オーク無垢フローリングの無塗装、90幅を施工していきます。
オーク無垢フローリング 2


オーク無垢フローリング材 90幅 UNI 無塗装品
オークはアッシュよりも木目の濃淡が淡く、材に統一感があります。
素材感のある良材です。
オーク無垢フローリング 90幅 3


オーク無垢フローリング 無塗装90幅


こちらは、天井の羽目板です。東京工営の米ツガ材です。
米ツガは、コストを抑えた木造住宅などで、防腐材に漬け込んだ土台柱にも
採用されます。うすい緑色をした土台柱がそうです。
東京工営のツガ材の羽目板は柾目で節がなく美しい材料です。
米ツガ 天井羽目板



こちらは、監督の鳴海が担当している2×4のスキップフロアのある単世帯住宅です。
床にオークの無垢材は張られまじめました。こちらのオークは乱尺の幅広です。
乱尺というのは、1枚の寸法がランダムで現場施工に手間がかかりますが、
材料は少しお安い。その分、無垢材の幅が15センチと広いものを選びました。
オーク無垢フローリング2


オーク無垢フローリング 無塗装 150幅
150幅ですので、厚みも少し厚くなり19mmです。
足触りがサラサラと気持ちよいのがオークの良さを生かすには、
もちろんオイル仕上げがおすすめです。
オーク無垢フローリング 無塗装150幅


オークはパインなどの針葉樹よりも節が少なく、材ごとの濃淡の風合いに味わいがあります。
オーク無垢フローリング3


この建物はスキップフロアになっております。
スキップの段々は木製の幅拾い階段で、タモの集成材で踏み板を仕上げています。
屋上バルコニーへは製作のスチール階段を設置。
蹴込みがないので空間も圧迫しないで、南面からの陽の光をなるべく
遮断しないようにしています。
スキップフロア 階段


現場はこのあたりから、訪問する度に内装に変化が生まれて、
とても楽しいものです。

お読みいただきましてありがとうございました。

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