皆さんこんにちは。

おかげさまで「後悔しない家づくりBLOG 『かすがい』」も
何とか皆様のご愛読のおかげで、ビルダー・工務店ランキングで
上位3位以内に入ることができました!!!

本当にありがとうございます(ペコリ)!!

ヒライ氏とヨシコシの二人で立ち上げた当初、
一日に見ていただける方は0~2人という、
細々とした状況の毎日、心が折れそうにもなりましたが、
工房のお客様はじめ、あたたかい励ましの言葉に支えられ、
昨年3月10日にスタートしたブログのトピックももうじき300に達しようとしております。
(どうか暇人と思わなれないよう・・・)

今日は、
ヨシコシ・セレクトとして、
ほとんど知られることがなかった頃の
最初期の思い入れのあるトピックを
ようやく陽の目のあたるようになった今、再UPさせていただきました。

今回のトピックは、「ゴミ探偵が見たもの」というトピックで、
工務店は、かっこいい家や安心できる建物だけでなく、
建築が世の中とどのようにリンクしているのか知ることも大切と思い
建築現場で発生する廃材の行方を現場監督と二人で追ったルポになります。
去年の4月1日のトピックです。


ではでは、以下、過去トピックです。

 

知らないところで主人が何をしているのか不安な世の奥様方、
大半のご主人は汗を流して働いております、ご安心ください。

自分のわからないところで、何がどうなっているの?

浮気調査ではありませんが、そうしたことには誰だって興味深々。

では、プロの工務店でもほとんど知らないものって何でしょう?

それはきっと、「現場で出るゴミの行方」です。

建築の現場で必ず出るゴミは、産廃として中間処理場で細かく分別され、
大半は、ルサイクルで輪廻転生します。
リサイクルへまわせないゴミは最終処分場へ。
最終処分場は云わばゴミの墓場。ゴミはそこで永い眠りにつきます。

ゴミにも生きかえるゴミ、死ぬゴミがあるわけですね。

建築業では、
ゴミを1回処分するごとに
「マニフェスト伝票」という帳票でゴミの行き先ごとに厳密に保管する義務があります。

ところが、お施主様の家づくりで使用した端材などが、どのように処分されているのか、
詳しく知っている工務店さんに会ったことがありません。

ということで。

ヨシコシはゴミ探偵と化し、東京から群馬まで
ベテラン監督・三上とゴミの行方を追跡してみました。
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現場からトラックで立川市にある中間処分場へ運ばれたゴミ。
中間処分場はゴミを分別する施設。


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運ばれたゴミは人力で分別していた。
夏場は40度以上の室温でも近隣へ汚臭を広げないよう、真夏でも閉めたままの作業。
その労力を目の当たりにし頭が下がる。外国人の方も働いておりましたが、
皆礼儀正しい職人さん達。 


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とはいっても、すべて人力ではゴミの処分費も高くつくため、
重機も効果的に使用。


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別の場所にある最新鋭の中間処分場。それでも多くのゴミは人力で分別。
皆、懸命に働く。現場で発生する産廃と一緒に、
残飯のついたコンビニ弁当や中身の液体が少し残った缶などが、
処分場に運ばれてしまうと、ここの作業で衛生的にも仕分け作業的にも大変なのです。
よーくわかりました。 


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機械化の進んだ最新施設とはいえ、ここでも人力による分別。
ゴミはここまで分別されていることを考えれば、産廃処分費や解体の処分費が異様に安すぎるのは、
その処分は合法???とも思えてしまいます。


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機械と人が連係して黙々とゴミが分別される。


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見事に石膏ボードだけに分別された山。
ここまで細かく正確に分別されてないと、この後に運ばれていく
リサイクル業者には買取りしてもらえない。


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こちらは群馬県の山の中にある最終処分場。地元の祭りや行事などには欠かさず協力し続けることで
はじめてこうした最終処分場の施設も地元に受け入れられるのです。
鋼板パネルが綺麗に保たれ、子供達に親しみやすいデザインになっているのも、
地元に背を向かれては産廃処分事業も成り立たたないため、配慮があらわれてます。
右にいるのは、工房のベテラン監督の三上。


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鋼板パネルの中にある広大な最終処分場。
重機オペレーター5名、振動ローラー2台、散水車2台、ユンボ5台、
50tのトラッシュ・コンパクター1台
お施主様の家づくりで発生する産廃ゴミ。リサイクル工場で再利用できなくなったゴミが
ここで永い眠りにつきます。
ちなみに、いつもお世話になっているこの下請産廃業者さんは、
Jリーグの浦和レッズのスポンサーの1社です。


現場で発生した産廃処分のルートは、建築業者側でも厳格に伝票管理しなくてはいけません。
中間処分場や最終処分先がどこか、下請の解体業者や産廃業者に問題があれば、元請工務店は罰せられます。
処理票である「マニフェスト伝票」の保管義務は5年もあります。
職人さんには、分別のマナーに徹した現場
解体や産廃業者には不法投棄などの違反のない運営
をぜひ心がけていただきたいと心より思いました。
 

ゴミ探偵の報告、いかがでしたでしょうか?
お読みいただきましてありがとうございました。